いざ出発!〜冒険の始まり〜
長い旅のスタートは、広大な景色が広がる船浦湾から!
遠くには今回の旅の目的地、落差55mを誇る「ピナイサーラの滝」を臨むことができます。

この船浦湾、実は潮の満ち引きの影響を大きく受ける場所。
潮が引いた船浦湾は別世界へと姿を変えます。
同じ場所とは思えないような、辺り一面見渡す限りの干潟・・・。

潮が引いた干潟の上には、沢山の動物達が姿を現しにぎやかに!

コメツキガニ
別名「軍隊ガニ」とも呼ばれ、時には干潟全体がこの子に覆われることも・・・。
見た目はまるでアニメの世界に出てきそうなユーモアのある姿ですね!

ミナミトビハゼ。
干潟の上も難のその!足元でピョンピョン跳ねています。
ヒレを上手に使い陸地でも移動できる水陸両用のお魚。
沖縄ではこの子のことを「トントンミー」の愛称で呼び、親しまれています。
もし潮が引いている場合でも大丈夫!
どこまでも続く様な広い空のもと、
ゆっくりとカヤックを引きながら干潟散策をして進みましょう。
西表島の干潟はとにかく広い!
子供の時は、公園もとても広く感じますが、大人になるとなんだかせまく感じる。
でもここは、大人にも子供にも広く感じる場所です。
マングローブが茂る川〜静寂の空間〜

船浦湾を抜けると、いよいよ川の入り口。
河口からは水深も安定し、干潮時でもここからカヤックに乗ってマングローブカヤック!
水中から伸びるマングローブの不思議な光景が目の前に・・・。

西表島の川は傾斜が無いため流れはほとんどありません。
聞こえてくるのはカヤックが水をかく音と自然のささやき。
普段の日常とは、かけ離れた静寂の空間に包まれます。
ジャングルの匂いを感じながら川の上流へ。
その先には、あんなに遠くにあった「ピナイサーラの滝」

そしてこの先がカヤックの終点。
さあ、お次はジャングルトレッキングのスタート!
亜熱帯のジャングルへ突入!
カヤックを降りたらジャングルトレッキングへ突入。
熱帯域特有の植物や生物との出会いが待っています。

サキシマスオウノキ
まず出迎えてくれるのは神様が宿っているかのように思えるほど神々しい姿。
波板状の根が四方八方に伸びる「板根」が特徴的なサキシマスオウの木。
このように板根が発達する理由は諸説ありますが
西表島を始めとする八重山地方の地層は、泥上の不安定な土のすぐ下に硬い地層があるため、
その巨大な体を支えるには、根を地上に出す必要があったと考えられています。
ちなみに地上に出ている板根だけでなく地中にも根があるので、根を痛めないよう注意して歩いていきましょう!

キノボリトカゲ
西表島のジャングルでは、様々な種類のトカゲにもたくさん出会えます。
爬虫類が苦手な人はスミマセン…(苦笑)
中でもよく見かけるのはこのキノボリトカゲ。
見た目は小さな恐竜!暖かい日は活動が活発になります。

セマルハコガメ(天然記念物)
皆さん口をそろえて「こんなところにカメがいるの!?」と言っているのをよく聞きます。
そう、天然記念物であるセマルハコガメは実はジャングルの中で生活する陸生のカメなのです。
「ガサガサッ!」と音が聞こえたらそれはセマルハコガメかもしれません。
スタートしてから滝うえまでの所要時間は約40分。
でも、ガイドと話をしながら登っているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、
たくさん話しかけてくださいね(笑)
道中は、少し急な上り坂やロープを使って登る場所があります。でも大丈夫!
その先には登りきった時の達成感と素晴らしい景色が待っています。
がんばりましょう!
ついに到着、滝の上!〜絶景〜
さぁついに、このコース一番のおすすめスポット。ピナイサーラの滝うえに到着です!
焦らずゆっくり、滝うえに流れる川を渡ります。
そして少し進むとそれは現れます・・・
標高、約100mから見る西表島の大パノラマ!

眼下に広がるのは西表島の山、川、そして海。
ピナイサーラの滝うえは、これらを一望できる数少ない場所!
たどり着いた人にしか味わえない、極上の風景が広がります。
そして気づきます・・・
スケールの大きさ、西表島の雄大さに。
上空からは「ピーピーピィー!」と鳴く
特別天然記念物のカンムリワシがお出迎えしてくれることも。
川に手を浸せば、テナガエビの子どもが肌の角質を食べに近寄ってきます。
胸をつき、ほふく前進をすれば滝つぼをのぞくこともできます!気になる方は是非(笑)
しかし美しい景観の維持の為、滝うえには柵もロープもありません。
必ずガイドの指示に従い安全に楽しみましょう。

滝うえの川を少し上がると、そこには大きなシダが群生しています。
その景色はまさにジャングル。全身で西表島の自然を感じてください。

再びジャングルへ。目指すは滝つぼ!
ピナイサーラの滝上からの景色を堪能したら、再びジャングルトレッキングで滝の下、滝つぼを目指します。
滝うえに向かう道中とは異なる植物相に囲まれながら、マイナスイオン溢れる滝つぼへ向かいます。
ジャングル感漂う景色を存分にお楽しみください!

ヒカゲヘゴ
ジャングル感を演出するシダ植物の中でも、一際目立つヒカゲヘゴ。
太古を想わせる巨大なゼンマイと樹皮の模様。
そこに恐竜がいるのでは・・・?
きっとタイムスリップした感覚になることでしょう。

クワズイモ
ジブリ不朽の名作「となりのトトロ」で、トトロがさしてる傘のモチーフとなった植物。
その大きな葉は長さが80cm近くあるものも!
ちなみにサトイモ科の植物ですが、食用にはならないことからクワズイモ(食わず芋)と、名付けられています。
圧巻の滝つぼ 〜遊び、癒され〜
しばらく亜熱帯のジャングルの中を歩いて行くと、その向こう側に見えてきます。

沖縄県最大の落差を誇るピナイサーラの滝が!

落差は沖縄県最大の55m!
圧倒的な存在感を放っています!
ピナイサーラとは「ひげのような滝」という意味。
かつては信仰の象徴でもあり、
仙人が住むと語られ正面に向かい合う鳩間島には
ピナイサーラの滝を拝む「ヒナイ御獄」があります。
水量が豊富な滝は、人々が雨乞いの祈りをささげる対象でした。
滝つぼは岩に当たって染み出た水が作り出しています。
暑い日はそこでの水浴びがオススメ!
ほてった体を一気にクールダウンさせましょう!
水に浸かりながら見上げる滝もこれまた最高。
ライフジャケットを着て、滝つぼにぷかぷか浮かんでいると、空は宇宙を感じさせる青さ。感覚は宇宙遊泳。
ここまで辿り着かないと味わえない、至福のひとときをご堪能ください。
常に水しぶきが舞う滝つぼではこのように虹が架かることもしばしば。

滝を見て、滝を感じて心も体もリフレッシュさせましょう。
滝つぼを充分堪能し終えたら再びジャングルへ。
忘れ物はありませんか? 悔いはありませんか?
残しちゃいけないものは忘れものと悔いです。
残していいものは・・・そう、思い出だけ。
たくさん思い出を残し、滝つぼを後にします。

帰路は再びカヤックで船浦湾まで戻ります。
丸1日、ピナイサーラの滝つぼ&滝うえをトレッキングとカヤックで思う存分楽しんで下さい!
当ツアーについては ブログ『西表島☆百科』 で、さらに詳しいツアーの様子や ツアーで出会える西表島ならではの動植物たちをたくさん紹介しています! ぜひご覧ください☆
● 時間:8:30〜16:00(約7時間)
● 料金:大人 13,200円 子ども 8,800円(小学生以下)
※ ガイド料・カヤック一式レンタル料・昼食代・消費税込み
※ ガイド1名につき定員6名(1名様より申込可・最大ガイド2名 最大定員12名まで)
● 10才以下のお子さまのご参加はご相談ください

